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上司の親が亡くなったとき|香典の相場・参列しない場合のマナー・お悔やみの言葉

上司の親が亡くなったときのマナー
目次

上司から「親が亡くなった」と連絡を受けたとき、どんな言葉をかければいいのか、香典はいくら包むのか、葬儀には行くべきなのか――立場が上の人だからこそ、失礼がないようにと迷う方は多いものです。

この記事では、お悔やみの言葉の例文(電話・メール)、上司の親への香典の相場、香典を出さなくていいケース、参列しない場合のマナーまで、部下の立場でやるべきことをまとめました。


結論:上司の親が亡くなったときの基本の対応

  1. 短くお悔やみを伝える:長話はせず、「仕事のことはお任せください」と伝えて、上司が休めるようにします。
  2. 仕事の引き継ぎを確認する:急ぎの案件や取引先への連絡など、不在中に必要なことを聞いておきます。
  3. 会社や部署の対応に合わせる:香典・供花・参列は、会社の慶弔規程や部署の方針、遺族の意向(家族葬など)に合わせます。

訃報を受けたら最初にすること

お悔やみの言葉(電話で連絡を受けたとき)

「このたびはご愁傷さまでございます。大変なときにご連絡いただき、ありがとうございます。仕事のことはこちらで対応しますので、どうぞご家族を優先なさってください。」

お悔やみの言葉(メール・チャットで伝えるとき)

「お母様のご逝去の報に接し、心よりお悔やみ申し上げます。ご不在中の業務はチームで対応いたしますので、どうぞご心配なさらず、ご家族とのお時間を大切になさってください。なお、ご返信には及びません。」

目上の人へのお悔やみでは、「ご愁傷さまでございます」「お悔やみ申し上げます」など、丁寧な言い方を選びましょう。亡くなった理由を尋ねることや、「重ね重ね」「たびたび」などの重ね言葉は避けます。

仕事の引き継ぎを確認する

上司は突然の休みになるため、不在中の仕事を確認しておくと安心してもらえます。

  • 急ぎの案件と、その期限
  • 取引先や関係部署への連絡が必要かどうか
  • 判断が必要なことを、誰に相談すればいいか
  • 休む期間(忌引きの日数)

あわせて、通夜・葬儀の日時と場所、葬儀の形式(一般葬か家族葬か)、香典や供花を辞退するかどうかも、わかる範囲で確認しておきましょう。


上司の親への香典の相場

渡し方香典の目安補足
個人で渡す3,000円〜1万円(5,000円程度が多い)特にお世話になっている上司なら、多めに包む人もいる
部署・チームの連名1人1,000〜3,000円合計額が「4」「9」のつく金額にならないよう調整
会社として慶弔規程による会社名義で出す場合、個人では出さないこともある

職場では、部署でまとめて連名で出すことも多いです。個人で別に包むかどうかは、周りの同僚に合わせるとトラブルになりにくいです。

2万円などの偶数の金額は「割れる」ことから気にする人もいますが、最近は問題ないとする考え方も一般的です。気になる場合は、1万円札1枚と5千円札2枚の計3枚にして包む方法もあります。


香典を出さなくていいケース

  • 会社の方針で、個人間の香典のやりとりをしていない
  • 家族葬で、香典を辞退すると案内があった
  • 部署の連名で香典を出していて、個人では出さない慣習がある

このような場合は、香典を出さなくても失礼にはなりません。むしろ、辞退の意向がある場合は、それに従うのがマナーです。そのぶん、言葉でお悔やみを伝えたり、仕事でしっかりフォローしたりすることで気持ちは十分に伝わります。

職場の人の親に香典を「渡さない」場合の考え方は、こちらの記事でも詳しくまとめています。

会社の人の親が亡くなった時の香典|渡さないのは失礼?相場と出さない場合の伝え方


上司の親の葬儀に参列する?しない?

参列する場合

一般葬で、上司や会社から日程の案内があった場合は、直属の部下は参列するのが一般的です。通夜か告別式のどちらかに参列すれば十分で、仕事の都合で難しければ通夜だけでも構いません。

(少しだけ僕の体験談です)
帰宅途中、上司から電話がありました。お母様が亡くなったという知らせでした。
電話では、仕事の引き継ぎ事項を教えてもらうと同時に、葬儀の日取りも伝えてもらいました。
葬儀の日には参列し、香典は2万円を包みました。葬儀のあと、上司から感謝の言葉をかけてもらい、上司との関係は以前より深まりました。

参列しない場合

家族葬で参列を辞退された場合や、仕事・遠方の事情で行けない場合は、参列しなくても失礼にはなりません。その場合は、次のような形で気持ちを伝えましょう。

  • 香典を、参列する同僚に預ける
  • 忌引き明けに出社したとき、「遅くなりましたが」と一言添えて手渡しする
  • お悔やみのメールや手紙を送る

欠席するときのお悔やみメールの文例は、こちらにまとめています。

葬儀を欠席するときのお悔やみメール文例|会社・友人・親戚別(失礼になりにくい)


忌引き中・忌引き明けの対応

  • 忌引き中は、急ぎ以外の連絡を控え、上司が休めるようにする
  • 忌引き明けの出社日に、「このたびはご愁傷さまでした」と短く声をかける
  • しばらくは、上司の負担が減るよう仕事を先回りしてフォローする
  • 香典返しを受け取ったら、「ご丁寧にありがとうございます」とお礼を伝える

よくある質問

Q. 上司の親の葬儀に行かないのは失礼ですか?

A. 家族葬で辞退された場合や、遠方・仕事の都合で行けない場合は、失礼にはなりません。香典を同僚に預けたり、お悔やみの言葉を伝えたりして、気持ちを示せば十分です。

Q. 上司の親への香典に2万円は失礼ですか?

A. 失礼とまでは言えません。偶数を気にする人もいるため、気になる場合はお札を3枚(1万円札1枚+5千円札2枚)にすると安心です。

Q. 香典袋の表書きは何と書けばいいですか?

A. 宗派がわからない場合は「御香典」が無難です。仏式なら四十九日前は「御霊前」が一般的ですが、浄土真宗では「御仏前」を使います。

Q. 上司にお悔やみをLINEで送ってもいいですか?

A. 普段からLINEで連絡を取り合っている関係なら問題ありません。丁寧な言葉で短くまとめ、「返信は不要です」と添えると、上司の負担になりません。


まとめ

  • 訃報を受けたら、短くお悔やみを伝え、仕事の引き継ぎを確認する
  • 香典の目安は個人で3,000円〜1万円。部署の連名で出すことも多い
  • 会社の方針や家族葬の辞退があれば、香典を出さなくても失礼ではない
  • 参列できないときは、香典を預けるか、お悔やみの言葉で気持ちを伝える
  • 忌引き明けは、仕事のフォローでさりげなく支える

上司の親の訃報は、部下として気をつかう場面ですが、大切なのは形式よりも「相手を気づかう気持ち」です。できる範囲で丁寧に対応しましょう。

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この記事を書いた人

父を亡くした際、深夜にもかかわらず短時間で葬儀社を決める必要があり、何も分からないまま手配を進めた経験があります。
その後も会社への連絡や各種手続きに苦労し、「事前に知っていれば防げた不安や混乱」が多いことを痛感しました。
同じように戸惑う方が少しでも減るよう、実体験をもとに情報を発信しています。

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