家族葬は「親族だけで静かに見送りたい」という気持ちが強いぶん、香典の扱いで迷いやすいです。
「辞退したいけど失礼にならない?」「会社や友人にどう伝える?」「それでも香典が届いたらどうする?」
(少し体験談です)
僕自身、身内のことでバタバタしていた時期に「香典って受け取る?辞退する?」の判断が、地味に一番ストレスでした。
というのも、辞退したい気持ちはあるのに、伝え方が曖昧だと相手に気を遣わせるし、会社だと善意で香典を集め始めてしまって、あとから軌道修正が大変になります。
知人も「辞退の連絡が遅れて、会社で香典が回り始めてしまった」と言っていて、結果的に“断る”側が気まずくなる流れになっていました。
だからこそ、香典辞退は失礼にならない言い方より先に、最初の連絡で方針をセットで伝えるのが一番効きます。
このページでは、家族葬で香典を辞退するときの伝える順番・伝え方のコツ・そのまま使える文例をまとめます。
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家族葬で香典を辞退するのは失礼?
葬儀費用を少しでも抑えたい場合、全国平均の半額以下で対応実績のある葬儀社への相談も選択肢のひとつです。
よりそうのお葬式結論から言うと、家族葬で香典を辞退するのは珍しいことではありません。むしろ、参列範囲を絞る家族葬では、香典も「受け取らない方針」にして負担と行き違いを減らすケースが多いです。
ただし、辞退の仕方が曖昧だと、
- 香典だけでなく供花・弔電・供物が次々届く
- 会社で香典を集め始めてしまう
- 「参列していいの?」という確認連絡が増える
といった行き違いが起きやすいです。ポイントは最初の連絡で「方針」をセットで伝えることです。
僕の感覚ですが、香典辞退は「失礼かどうか」より“相手を迷わせないか”で印象が決まります。迷わせない=親切、です。
迷うときの判断フロー|辞退するか、受け取るか
香典を「辞退」にするか「受け取る」にするかは、正解が一つではありません。迷ったら、次の順で考えると決めやすいです。
1)参列範囲は親族のみ?それとも一部の関係者も呼ぶ?
親族のみで行うなら「香典辞退」は整合性が取りやすいです。一方で、会社関係・近所・友人にも参列の可能性があるなら、辞退の伝え方はより丁寧に整えておくと安心です。
2)香典返しや記録対応まで含めて、負担を減らしたい?
香典を受け取ると、お礼状や香典返し、金額の管理が必要になります。葬儀後の手続きが重なる時期なので、負担を軽くしたいなら辞退のメリットは大きいです。
3)会社や親族の慣習(慶弔規程・地域性)に合わせる必要はある?
会社に慶弔規程(香典・弔慰金・供花)や慣習がある場合、完全に「断る」のが難しいこともあります。その場合は「会社としての弔意は受け取り、個人としての香典は辞退」など、運用で調整することもできます。
迷いが大きいなら、相談先を決める段階で「香典辞退にしたい」と伝えて、連絡文の作り方や案内の仕方まで相談できるとラクです。
辞退を決めたら最初にやること|「3点セット」で伝える
香典だけ辞退すると、相手は「供花ならいい?」「弔電は送る?」と迷います。迷わせないために、次の3点セットで伝えるのが基本です。
- 香典:辞退する/受け取る
- 供花・供物:辞退する/受け付ける(受け付けるなら送付先や時間帯)
- 弔電:辞退する/受け付ける(受け付けるなら宛先)
さらに「参列範囲(親族のみ等)」も一言添えると、確認連絡がぐっと減ります。
ここは僕の考えですが、香典辞退で一番うまくいくのは「相手の手間を減らす提示」になっている時です。
相手が迷う=確認が発生する=あなたの負担も増える、になりがちです。
失礼になりにくい伝え方のコツ
- 理由は長く書かない:「故人の遺志」「家族の意向」など一言で十分
- 命令口調にしない:「不要です」より「辞退申し上げます」が角が立ちにくい
- 先に感謝を入れる:「お気遣いありがとうございます」の一言が効く
- 最初の連絡で伝える:後出しは行き違いの原因になりやすい
個人的には、「お気持ちだけありがたく頂戴します」はかなり強い味方です。
相手の善意を否定しないまま、辞退の方針を通せます。
伝えるタイミング:最初の連絡(訃報)で入れるのが一番ラク
香典辞退は、後から言うほどやりにくくなります。理由はシンプルで、相手がすでに動いてしまうからです。
- ベスト:訃報の第一報で「香典・供花・弔電の方針」をセットで伝える
- 次点:参列の打診が来たタイミングで、改めて方針を伝える
- 避けたい:当日や葬儀後に「実は辞退で…」となる(行き違いが増える)
会社関係は特に、社内の段取り(香典を集める・弔電を打つ)が早いので、最初に一言入れておくのが安全です。
そのまま使える文例集|LINE・メール・会社向け
1)訃報連絡(LINE/メール)で香典辞退を伝える文例
短め(基本形)
「(故人氏名)が逝去いたしました。葬儀は家族葬にて近親者のみで執り行います。誠に勝手ながら、御香典・御供花・御弔電などのお心遣いは辞退申し上げます。」
やわらかめ(相手の気持ちに寄せる)
「お気遣いありがとうございます。葬儀は家族葬で執り行うため、香典などのお心遣いは辞退させていただければと思います。お気持ちだけありがたく頂戴します。」
参列も控えてほしい場合(家族だけで)
「葬儀は家族のみで執り行います。誠に勝手ながら参列はご遠慮いただき、御香典・御供花・御弔電も辞退申し上げます。」
2)「香典持っていくね」と言われたときの返し(角が立ちにくい)
- 「ありがとうございます。家族の意向で香典は辞退しておりますので、お気持ちだけ頂戴します。」
- 「お気遣いありがとうございます。今回は香典はご遠慮いただけますと助かります。」
- 「ご厚意は大変ありがたいのですが、香典は辞退させてください。」
3)会社(上司・総務)への連絡文例|香典辞退も一緒に伝える
会社連絡は「勤務調整(忌引き等)」と「弔意対応(香典・弔電等)」が混ざりやすいので、最初にまとめて伝えると行き違いが減ります。
上司へのメール/チャット例
「お疲れさまです。私事で恐縮ですが、(続柄)の(氏名)が逝去いたしました。葬儀は家族葬で近親者のみで執り行う予定です。つきましては(◯日〜◯日)の間、忌引き(または休暇)をいただきたく存じます。会社関係の弔意(香典・供花・弔電)につきましては、誠に勝手ながら辞退申し上げます。取り急ぎご連絡いたします。」
社内周知を最小限にしたい一言
「社内への周知は必要最小限(関係者のみに)でお願いできれば幸いです。」
会社の慣習で香典を集めることが多い場合は、関連する判断としてこちらも参考になります。
会社の人の親が亡くなった時の香典(渡す/渡さない判断)はこちら
4)供花・供物も辞退する文例
- 「誠に勝手ながら、御供花・御供物などのお心遣いも辞退申し上げます。」
- 「故人の遺志により、供花・供物を含めたご厚意は辞退申し上げます。」
5)弔電だけは受け付ける場合の文例(香典は辞退)
「葬儀は家族葬にて執り行います。誠に勝手ながら御香典・御供花は辞退申し上げます。御弔電につきましては(宛先)まで頂戴できれば幸いです。」
※弔電は受け取り窓口が必要なので、式場宛か自宅宛かを決めておくと行き違いが減ります。
まだ相談先が決まっていない方:
辞退したのに香典が届いたらどうする?
辞退を伝えていても、相手が「気持ちとして…」と送ってくださることがあります。ここで慌てて返そうとすると、かえって相手を気まずくさせることもあります。
迷ったら、基本は次の考え方で大丈夫です。
- 受け取る:丁寧にお礼を伝える(後日でもOK)
- お返し:受領した分は、状況に応じて香典返しやお礼状を検討
- 返す:どうしても辞退の方針を徹底したい場合は、相手の負担にならない方法(現金書留の返送等)を慎重に
最優先は「相手の気持ちを傷つけないこと」。判断に迷うなら、葬儀社(または相談窓口)に“このケースはどう運用するのが無難か”を確認すると安心です。
香典を返す場合は香典専門のサイトを活用することをお勧めします。
家族葬で「会社連絡」をミスらないコツ
会社連絡で多いトラブルは、次の2つです。
- 会社が善意で香典を集め始め、あとから辞退が伝わって混乱する
- 社内周知が広がりすぎて、欠席連絡や弔意対応の問い合わせが増える
これを防ぐコツは、上司への最初の連絡で「香典等は辞退」「周知は最小限」を一言入れることです。
会社への連絡範囲・タイミング・文例は、こちらで整理しています。
家族葬のとき会社への連絡はどこまで?伝える範囲・タイミング・文例まとめ
また、総務・人事に慶弔規程がある会社では、弔慰金や会社としての供花が規程に沿って動く場合もあります。無理に断る前に「規程上どうなるか」を確認して、受け取り方を決めると揉めにくいです。
欠席になるケースが絡む場合は、こちらも併せてどうぞ。
よくある質問
Q. 辞退と書いたのに、受付で受け取ってしまいました…
受付は当日バタつきやすいので、受け取ってしまうこともあります。まずはお礼を丁寧に伝え、必要に応じて香典返し・お礼状で対応すれば大丈夫です。辞退の徹底を目指すなら、次回以降は受付に「御香典辞退」の案内を置き、受付担当にも事前に共有しておくと安心です。
Q. 親族の一部が「香典は受け取るべき」と言ってまとまりません
家族内で方針が割れると、連絡が二転三転して混乱しやすいです。まずは「負担を減らしたい」「行き違いを減らしたい」など目的を共有し、辞退するなら「香典・供花・弔電」の扱いまでセットで決めるのがおすすめです。
Q. 直葬や通夜なしも検討中です。香典はどうする?
形式が変わると弔意対応(香典や弔問)の案内も変わります。直葬や通夜なしを含めて迷う場合は、先に資料請求して比較の基準を作ると決めやすいです。
まとめ|香典辞退は「最初の連絡でセット提示」が正解
- 香典辞退は失礼ではないが、曖昧だと行き違いが増える
- 「香典・供花/供物・弔電」の3点セットで伝えると混乱が減る
- 会社連絡は「香典辞退」と「周知最小限」を最初に一言入れる
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