身近な方が亡くなられた直後は、気持ちが追いつかないまま「何から手をつければいいの?」と不安になりますよね。
葬式(お葬式)は地域や宗派で違いもありますが、大まかな流れとお金(費用)の全体像を先に知っておくと、落ち着いて判断しやすくなります。
この記事では、葬式の流れ(通夜・葬儀・火葬)を順番に、そして 費用・お金の準備(見積もりで気をつける点、補助制度)まで、やさしく整理します。
まず結論:葬式の流れは「逝去 → 安置 → 通夜 → 葬儀・告別式 → 火葬 → その後の法要」
細かい段取りは葬儀社が案内してくれることが多いので、遺族側としてはまずこの全体像を押さえるのが安心です。
- 逝去(死亡確認)〜搬送
- 安置(自宅 or 安置施設)
- 近親者への連絡・葬儀社の手配
- 枕経(行う場合)
- 葬儀内容の打ち合わせ(形式・費用・日程)
- 通夜
- 葬儀・告別式
- 火葬
- 初七日・精進落とし(最近は当日にまとめることも)
- 役所手続き・納骨など
【葬式の流れ】亡くなった直後〜通夜までにやること
1)逝去〜搬送(最初の大きな一歩)
病院で亡くなられた場合は、死亡確認後に搬送の手配が必要になります。
葬儀社が決まっていれば連絡、決まっていなければ病院から紹介されることもあります。
2)安置(自宅 or 安置施設)
自宅安置だけでなく、近年は安置施設を利用するケースも増えています。
どちらでも問題はありません。無理のない方を選んで大丈夫です。
3)近親者へ連絡(優先順位を決める)
最初は「全員に一斉連絡」よりも、次の順が現実的です。
- まず:同居家族・きょうだい等の近親者
- 次:菩提寺(ある場合)・葬儀社
- その後:親戚・勤務先・関係者
4)枕経(行う場合)
枕経は、亡くなられた直後に枕元でお坊さんが読経する儀式です。
「そもそも枕経って何?流れや服装は?」という方は、こちらで詳しくまとめています。
▶ 枕経(まくらぎょう)とは?流れ・依頼先・所要時間・場所・服装・トラブル回避: https://newstartstep.com/makuragyo/
【通夜の流れ】何をする?当日の手順と所要時間
通夜は、故人と過ごす夜の儀式で、参列者が弔問に訪れる機会にもなります。一般的には次の流れです。
- 受付開始
- 着席
- 僧侶入場・読経
- 焼香(順番に)
- 喪主あいさつ
- 通夜振る舞い(省略されることも)
所要時間は、式自体はおおむね 1〜2時間程度が目安で、振る舞いを含めるともう少し長くなることもあります。
【葬儀・告別式〜火葬の流れ】当日の手順(よくある形)
- 受付
- 開式・読経
- 弔辞・弔電
- 焼香
- 喪主あいさつ
- 出棺
- 火葬場へ移動
- 火葬・収骨
- 精進落とし(省略や簡略化も増えています)
- 初七日法要(当日に繰り上げるケースも)
※一日葬・家族葬・直葬(火葬式)など、形式によって「通夜を省く」「式を簡略化する」など違いが出ます。
【費用】葬式にかかるお金の目安はどれくらい?
「平均いくらですか?」は一番気になるところですが、葬儀費用は形式・人数・地域でブレが大きいです。
参考として、調査ベースでは平均総額が約119万円というデータがあります(全国調査の紹介)。 公益財団法人 生命保険文化センター
また別の調査では、見積もりと最終支払額に平均19.5万円の差があり、3人に1人が費用増を経験という報告もあります。 株式会社鎌倉新書+1
つまり、体感としては
- 「見積もりだけ見て安心」→あとから増えることがある
がよく起きます。
葬式の費用内訳(何にお金がかかる?)
よくある内訳は次の通りです。
1)葬儀一式(祭壇・式場・人件費など)
プランの中心部分。内容で差が出やすいところです。
2)飲食・返礼品(人数で増減)
通夜振る舞い、精進落とし、香典返しなど。
参列者が増えるほど変動します。
3)お布施(宗教者へのお礼)
お布施・お車代・御膳料など。宗派や地域で差があります。
枕経のお布施(相場・封筒・いつ渡す・お札の向き)を確認したい場合は、こちらが役立ちます。
▶ 枕経のお布施はいくら?相場・封筒・渡すタイミング: https://newstartstep.com/offering/
【お金の準備】支払いタイミング・見積もりでトラブルを避けるコツ
支払いはいつ?(よくあるパターン)
葬儀社の支払いは、一般に「葬儀後、数日〜1週間程度」など短期間のことが多いです(会社によって異なります)。
そのため、手元資金の準備と、何が追加料金になるかを事前に押さえるのが大切です。
見積もりで必ず確認したい5つ
「後から増えた…」を防ぐために、ここだけはチェックしておくと安心です。
- 見積もりに 含まれるもの/含まれないもの
- 追加料金が出る条件(人数増、延長、搬送距離など)
- 式場・火葬場の 使用料が別か
- 飲食・返礼品は「概算」か「確定」か
- 変更した場合のキャンセル規定
※費用増が起きやすい実態(見積もりと支払額の差)も報告されています。 株式会社鎌倉新書+1
公的な補助で受け取れるお金(葬祭費・埋葬料など)
葬儀は出費が重なるので、使える制度は遠慮なく確認したいところです。
1)国民健康保険・後期高齢者医療の「葬祭費」
自治体に申請して受け取れる制度で、支給額は自治体により差があります(数万円台が一般的とされます)。 いい葬儀
2)協会けんぽ等の健康保険「埋葬料(埋葬費)」
協会けんぽでは 埋葬料 5万円の案内があります。 kyoukaikenpo.or.jp
※条件や申請先、必要書類は加入制度で変わるため、亡くなられた方の保険種別に合わせて確認してください。
よくあるQ&A(葬式の流れ・通夜・費用・お金)
Q1. 通夜と葬儀、どちらにお金がかかる?
葬儀一式(式場・祭壇等)に加え、通夜振る舞い・返礼品など「人数連動の費用」が重なると増えやすいです。
人数が多いほど飲食・返礼品が増減します。
Q2. できるだけ費用を抑えるには?
「何を大切にしたいか」を決めるのが近道です。
- 参列者を絞る(家族葬)
- 通夜を省く(一日葬)
- 返礼品の単価・数を調整
などで変わります。まずは見積もりで「変動費」を把握すると安心です。 株式会社鎌倉新書+1
Q3. 香典についても不安があります
香典は参列者側の悩みも多いですよね。
職場の関係で「香典を渡さないのは失礼?」など迷う場合は、こちらも参考になります。
▶ 会社の人の親が亡くなった 香典 渡さない: https://newstartstep.com/colleague-parent/
まとめ:葬式の流れとお金は「全体像+見積もり確認」で落ち着けます
葬式の流れは、細かい違いはあっても大枠は共通しています。
- 流れ:逝去 → 安置 → 通夜 → 葬儀・告別式 → 火葬 → その後
- 費用:平均データはあるが、人数・形式・地域で幅が大きい 公益財団法人 生命保険文化センター
- お金の注意点:見積もりと支払額に差が出るケースがあるので、追加条件を確認 株式会社鎌倉新書+1
- 受け取れるお金:葬祭費・埋葬料など、制度確認で負担が少し軽くなる kyoukaikenpo.or.jp+1
つらい中で全部を完璧に進めるのは難しいです。
「全体像を押さえる」「分からないところは葬儀社に確認する」だけでも、十分に丁寧な対応になりますよ。


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