身内に不幸があったとき、家族葬にする場合でも会社への連絡は避けられません。
ただ、「どこまで伝えるべき?」「社内に広まるのが不安」「香典や弔電は辞退したい」など、判断に迷いやすいですよね。
(少し体験談です)
僕も身内のことで急に勤務調整が必要になったとき、いちばん困ったのは“何をどこまで言えばいいか”でした。
上司に連絡したら、善意で「みんなに共有しようか?」と言ってくれたんですが、正直その時は「広まると対応が増えて自分が潰れる…」という不安の方が大きくて。
結局、「勤務調整」と「弔意対応(香典・弔電)」を分けて伝えるとスッと整理できました。この記事は、そのときの反省も込めて“行き違いが起きにくい順番”にまとめています。
このページでは、家族葬のとき会社への連絡を最短で、行き違いなく進めるために、伝える範囲・タイミング・文例をまとめます。
先に費用や段取りも整理しておきたい方:
無料で資料請求して、家族葬の相場と流れを確認する

結論:会社への連絡は「上司(勤務調整)→総務(慶弔規程)→必要に応じて同僚」の順が安全
葬儀費用を少しでも抑えたい場合、全国平均の半額以下で対応実績のある葬儀社への相談も選択肢のひとつです。
よりそうのお葬式会社への連絡は、目的が2つあります。
- 勤務調整:忌引き、休暇、早退、引き継ぎ
- 弔意対応:香典、弔電、供花、社内周知の範囲
この2つを混ぜると、社内で話が広がったり、香典が集まり始めたりして行き違いが起きやすいです。
だからこそ、基本は直属の上司に最初に連絡(勤務調整)、次に総務・人事で慶弔規程を確認(弔意対応)、同僚へは必要最小限、がいちばんスムーズです。
僕の感覚ですが、「家族葬=社内に言いにくい」というより、“伝える目的が整理されていない”ときに話が広がりやすいです。目的を分けるだけで、気持ちがかなりラクになります。
| 連絡先 | 目的 | 伝えること(最低限) | 言わなくていいこと |
|---|---|---|---|
| 上司 | 勤務調整 | 続柄/休みの見込み/引き継ぎ | 会場・住所・詳しい事情 |
| 総務・人事 | 規程確認 | 忌引き日数/申請/弔意対応の扱い | 家族の事情の詳細 |
| 同僚(必要最小限) | 引き継ぎ | 不在期間/代替窓口 | 葬儀の詳細・辞退方針の長文 |
どこまで伝える?連絡範囲の目安
1)必ず伝える(最低限)
- 直属の上司:休みが必要か、いつまで調整が必要か
- 総務・人事(必要なら):忌引き申請、慶弔規程、弔慰金・弔電の扱い
2)必要に応じて伝える(業務上必要な範囲)
- 同じチームのメンバー:引き継ぎや当日の連絡が必要な範囲
- 社外の関係者:あなたが窓口で、納期や対応が止まる可能性がある場合のみ
3)基本は伝えない(広げない方がよいケース)
- 関わりの薄い部署全体、全社メールなど
- 個人的に詮索されやすい範囲(周知が広いと問い合わせが増えます)
社内周知を最小限にしたい場合は、上司に「周知は必要最小限でお願いします」と一言添えるのが効果的です(文例は後述します)。
ここは個人的な考えですが、周知を広げないのは「隠す」ではなく、あなたの体力と時間を守るための合理的な判断です。家族の対応を優先するためにも、遠慮なく最小限でOKです。
会社へ伝える内容(これだけでOK)
家族葬の連絡で伝える内容は、基本的に次の5つで足ります。
- 続柄:父、母、祖父など
- 葬儀形式:家族葬(近親者のみ)など
- 勤務調整:休みの見込み(例:◯日午後から◯日)
- 弔意対応の方針:香典・弔電・供花を辞退するか
- 周知範囲:必要最小限で、など
住所や会場、喪主名、詳しい事情などは、会社の慣習や必要性がない限り無理に伝える必要はありません。
逆に言うと、会社に伝えるのは「仕事に影響する部分」だけで十分です。
気持ちの整理が追いつかない時期に、説明を増やすほど消耗します。
連絡のタイミング:まずは早めに「速報」→落ち着いてから「確定連絡」
家族葬は日程が急に決まることがあります。会社には、まず
- 第一報(速報):今日か明日、休みが必要になりそう
- 第二報(確定):休みの日程、引き継ぎ、弔意対応の方針
の2段階で連絡すると、職場も調整しやすく、あなた自身も負担が減ります。
僕のおすすめは、第一報は短くてOKにすることです。
「説明して納得させなきゃ」と思うほど言葉が増えますが、まずは勤務調整が目的なので、短くて大丈夫です。
文例:上司への連絡(メール/チャット)
一番使いやすい基本形
「お疲れさまです。私事で恐縮ですが、(続柄)の(氏名)が逝去いたしました。
葬儀は家族葬で近親者のみで執り行う予定です。つきましては(◯日〜◯日)の間、忌引き(または休暇)をいただきたく存じます。
会社関係の弔意(香典・供花・弔電)につきましては、誠に勝手ながら辞退申し上げます。
取り急ぎご連絡いたします。詳細が確定しましたら改めてご報告いたします。」
社内周知を最小限にしたい場合の一言
「社内への周知は必要最小限(関係者のみに)でお願いできれば幸いです。」
急ぎで電話した後のフォロー(短め)
「先ほどお電話した件です。身内に不幸があり、家族葬で執り行う予定です。◯日〜◯日は調整が必要になりそうです。詳細は追って共有します。」
(個人的に効いた言い方)
上司が良かれと思って周知を広げそうなときは、「問い合わせ対応が増えると家族対応が難しくなるので」と理由を添えると、理解されやすいです。
文例:総務・人事への連絡(慶弔規程の確認)
会社によっては、忌引きの日数、弔慰金、弔電、供花などが規程で決まっています。無理に断るより、まず確認すると揉めにくいです。
「お疲れさまです。身内の不幸により、忌引き申請(または慶弔関連)の手続きについて確認したくご連絡しました。
家族葬で執り行う予定で、会社としての弔意対応(弔慰金・弔電・供花等)が規程上あるか、手続き方法を教えていただけますでしょうか。」
規程がある場合は「辞退したい」より先に、会社としてどこまで必要なのかを確認してから調整する方がスムーズです(会社側もルールで動いていることが多いので)。
香典・弔電・供花を辞退したいときの伝え方(会社向け)
会社は善意で動いてくれることが多い分、辞退の方針が伝わっていないと「香典を集めてしまった」「弔電の手配が進んでいた」という行き違いが起きます。
辞退するなら、上司への最初の連絡で次のように添えると角が立ちにくいです。
- 「ご厚意は大変ありがたいのですが、家族の意向で香典・供花・弔電は辞退させてください。」
- 「お気持ちだけありがたく頂戴し、香典等は辞退させていただければ幸いです。」
もし会社の規程で弔慰金や会社名義の供花が決まっている場合は、辞退の可否や受け取り方を総務に確認して、負担が少ない形に整えるのが現実的です。
香典辞退の文例をもっとまとめて確認したい場合はこちらも参考になります。
同僚へはどこまで?伝えるなら「業務に必要な情報だけ」
同僚へ伝える目的は、基本的に「引き継ぎ」と「連絡手段の確保」です。家族葬の詳細(会場や日程、私的な事情)まで共有する必要はありません。
同僚への短い文例(チーム向け)
「私事で恐縮ですが身内に不幸があり、◯日〜◯日はお休みをいただきます。急ぎの件は(引き継ぎ先)さんへお願いします。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。」
社内に広まるのを避けたい場合は、上司と相談して「チーム内のみ共有」に留めるのが無難です。
(個人的なコツ)
同僚への連絡は「背景」より「代替窓口」を早く出す方が、結果的に親切です。
周りは心配して聞いてくることもありますが、あなたは今、説明するフェーズじゃなくて大丈夫です。
欠席や遅刻が必要になりそうなとき(参列できない場合)
家族葬でも、急な日程や仕事の都合で欠席・遅刻の調整が必要になることがあります。会社側へは「勤務調整」として淡々と伝えるのが一番スムーズです。
よくある質問
Q. 会社に「家族葬です」と言う必要はありますか?
勤務調整だけなら「身内の不幸」で足ります。ただ、弔意対応(香典・弔電・供花)で行き違いを防ぐために「家族葬(近親者のみ)」と一言伝えると話が早いことが多いです。
Q. 会社が香典を集め始めてしまいました。どうしたら?
まずは上司または総務に、辞退の方針を丁寧に伝えます。すでに集まっている場合は「会社規程」「慣習」も絡むため、現実的な落としどころ(会社名義のみ受け取る、個人分は辞退する等)を相談して決めると揉めにくいです。
Q. 社内周知を最小限にしたいのですが失礼ですか?
失礼ではありません。問い合わせが増えるとあなたの負担が増えるため、「業務に必要な範囲で共有してほしい」と伝えるのは合理的です。
まとめ:会社連絡は「目的分け」で失敗しにくい
- 連絡は「上司(勤務調整)→総務(規程確認)→同僚(必要最小限)」が安全
- 伝える内容は、続柄・休みの見込み・弔意対応の方針・周知範囲で十分
- 家族葬で参列・香典を辞退したいなら、最初の連絡で伝えると行き違いが減る
- 取引先には弔事の詳細は不要。不在期間と代替窓口を伝える
家族葬の費用や段取りも早めに整理したい方:
無料で資料請求して、家族葬の相場と流れを確認する
相談先の選び方や見積もりで確認すべき点は、こちらにまとめています。
参考にした外部リンク
- 家族葬は会社に連絡する?マナーや伝える内容、例文を紹介(いい葬儀)
- 家族葬をする際の職場への対応集|連絡例や参列・香典の扱い(家族葬のこれから)
- 家族葬の際にすべき会社への連絡内容(文例)(斎奉閣)
- 家族葬の連絡は会社にすべき?伝える内容や例文(くらしの友)
急な葬儀にも安心して相談できる葬儀社を事前に知っておくと、いざというときに慌てずに済みます。
よりそうのお葬式関連記事













